北海道の山並みを北に仰ぎ、津軽海峡の雄大な自然に抱かれた大間町は、青森県下北半島北部に位置し、津軽海峡を隔て北海道との最短地点である函館市汐首岬とは約17.5kmに位置する漁業を中心とした、本州最北端の町です。
昭和17年11月3日に旧大奥村から大間町として県内29番目の町制を施行しました。

大間町を構成する3集落（大間、奥戸、材木）を象徴したもので、和と融を示す。

ハマナス

海岸の至るところに自生し、初夏に芳香をはなつ可憐な花は、郷愁をそそる甘酸っぱい果実とともに、気候風土に適す。 

カモメ

弁天島、津鼻崎をはじめ、海上に漁港に、海岸にと群れとぶ優雅な「かもめ」は自然現象に敏感で時化（しけ）を教え、豊漁を告げる海鳥。
※「カモメ」とは、正式には色々な種類がいますが、大間町に生息、飛来する「カモメ類」を総じて町の鳥としています。（写真は「ウミネコ」です。）

クロマツ

黒松の北限地である。
松は古来めでたい樹木の筆頭にあげられ親しまれてきた。海風や風雪にも耐え雄雄しい中にも気品がある。

町民憲章

私達は、津軽海峡の青い海と美しいみどりの丘と、太陽に恵まれた本州の最北の地に住む大間町の町民です。
先人の力と汗の偉業をたたえ、自然をいつくしみ郷土を愛し、自覚と責任をもって、文化的でたくましく、豊かで明るく、うるおいのある住みよい町にするためにこの憲章を定め実践します。

1．健康でよく働く豊かな町をつくりましょう。
1．きまりを守り、明るく住みよい町にしましょう。
1．教養と文化の高い清らかな町をめざしましょう。
1．互いに話し合う平和でなごやかな町をきずきましょう。
1．人を愛し、まことをつくすしあわせな町に育てましょう。