大間原子力発電所は、大間町に、電源開発株式会社がウランとプルトニウムの混合酸化物燃料(MOX燃料)を全炉心に装荷可能な138.3万kWの改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)を1基建設する計画となっています。
平成11年9月に電源開発株式会社が、国へ原子炉設置許可申請を行い、国の安全審査が開始されました。しかし、用地取得が完了していないことから原子炉の位置を変更し、平成16年3月に原子炉設置許可申請書を提出し、国の安全審査が再開されました。平成20年4月に安全審査が終了し、同月、国から許可を受け、同年5月に建設工事に着工しました。
平成23年3月11日発生の東北地方太平洋沖地震以降、発電所本体工事を一時休止していましたが、平成24年10月1日に工事を再開し設備維持工事などの新規制基準に影響のない範囲で進めています。
現在は、電源開発株式会社において、新規制基準への適合申請に向けて準備作業を行っています。
大間原子力発電所では、MOX燃料の使用について、着実かつ段階的に確認しながら進めるため、初装荷はMOX燃料の装荷を炉心の3分の1程度以下から始め、その後、段階的にMOX燃料の割合を増やし、全炉心に装荷していく予定です。
位置 | 青森県下北郡大間町 |
敷地面積 | 約130万平方メートル |
電気出力 | 138.3万kW(キロワット) |
原子炉型式 | 改良型沸騰水型軽水炉(ABWR) |
燃料の種類 | ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)および濃縮ウラン |
着工 | 平成20年5月 |
運転開始 | 未定 |
〒039-4692
青森県下北郡大間町大字大間字奥戸下道20番地4
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